浄水・排水設備の
設計・施工・保守

脱水汚泥の含水率を80~85%から安定的に10%程度までに 乾燥させ、乾燥させた汚泥を「乾燥菌体肥料」として登録 後、有価物として販売することが可能です。
産業廃棄物ではなくなるのでマニフェストも不要です。
弊社では、工場の”もったいない”をなくすことに注力して います。特に処分費を多くかけているような「未利用資源」 がありましたら試算だけでもご依頼ください。
対象物に合わせた乾燥機のご提案をさせて頂きます。

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液中膜画像

液中膜を使用した排水処理

食品工場の排水処理において液中膜を使用した方法は、
特に有機物質の高濃度除去や、排水の再利用を目指す際に効果的です。 液中膜技術は、半透膜を利用して汚水中の不純物を分離する膜分離技術 の一種で、特に微細な粒子や溶解した固体、バクテリアなどを除去する のに有効です。このプロセスは、食品工場から発生する排水の質を大幅 に改善し、水質基準を満たす水の再利用を可能に。

対象の施設

食品工場 ・ 飲食工場 ・ 機械製造工場 ・薬品工場 ・半導体工場 石油化学工場 ・駅ビル ・ホテル ・学校 ・ 車両洗車場 ・大型商業施設 リネン工場 ・空港 ・発電所 ・下水処理場 ・廃棄物最終処分場 他

排水処理の流れ

No.01

前処理

排水処理流れ01

排水中の大きな固形物や粒子を除去する ために、スクリーニングや沈殿などの前 処理が行われます。これは膜の詰まりを 防ぎ、効率的な処理を促進します。

No.02

膜フィルタリング

排水処理流れ02

前処理された排水は、液中膜フィルタリ ングシステムに導入されます。このシス テムは、超濾過(UF)、ナノ濾過(NF)、逆 浸透(RO)などの膜を使用して、溶解固体、 有機物、微生物などの微細な粒子を排水 から分離します。

No.03

膜の種類と機能

超濾過(UF) : 主に大きな分子や粒子、一 部のバクテリアを除去します。

ナノ濾過(NF): UFよりも細かい粒子や一 部の溶解固体、硬度成分を除去します。

逆浸透(RO): 溶解固体、塩分、微生物な どを高度に除去し、非常に純度の高い水を生成します。

No.04

後処理

排水処理流れ03

膜フィルタリングプロセスを通過した水 は、必要に応じて消毒されます。これに は、紫外線(UV)処理や塩素処理が含ま れることがあります。

No.05

排水の再利用または放流

排水処理流れ04

処理された水は、食品工場内での再利用 (例えば、清掃用水や冷却水として)に適 しているか、地域の水質基準に従って外 部環境に放流されます。

汚泥乾燥画像左

汚泥乾燥

脱水汚泥の菌体肥料化のご提案。
脱水汚泥の含水率を80~85%から安定的に10%程度までに乾燥させ、 乾燥させた汚泥を「乾燥菌体肥料」として登録後、有価物として販売 することが可能です。

気流式乾燥システム CCDWドライヤー

CCDWドライヤーによる汚泥乾燥プロセスは、その高効率と環境に優し い特性により、多くの産業で採用されています。このプロセスは、汚泥 の量を減少させるだけでなく、処理後の製品を有効利用することにより、 資源の持続可能な利用に貢献します。

汚泥乾燥画像右
No.01

前処理

排水処理流れ01

脱水:乾燥プロセスの前に、汚泥は機械 的脱水装置(例:遠心脱水機やベルトプ レス)を使用して、可能な限り水分を除 去します。この段階で除去される水分量 は、後続の乾燥プロセスの効率に大きく 影響します。

No.02

CCDWドライヤーへの供給

排水処理流れ02

汚泥の供給:前処理で脱水された汚泥は、 CCDWドライヤーに供給されます。供給 される汚泥の量は、ドライヤーの容量に 応じて調整されます。

No.03

乾燥プロセス

排水処理流れ03

閉回路乾燥:CCDWドライヤー内では、 閉じた回路を通して高温の空気またはガ スが汚泥に直接接触しながら循環されま す。この高温の気流が汚泥の水分を蒸発 させ、乾燥した固形物を生成します。

No.04

乾燥後の処理

排水処理流れ04

冷却と収集: 乾燥プロセスを経た後、乾 燥汚泥は冷却され、適切な容器や搬送シ ステムに収集されます。乾燥汚泥はその 後、肥料、燃料、または他の用途に再利 用されることがあります。

No.05

排出ガスの処理

排水処理流れ05

ガスの浄化: 乾燥プロセス中に発生する 蒸気やガスは、環境に放出される前に適 切に処理・浄化されます。これには、粉 塵除去や有害物質の除去が含まれます。

ダブルドラムドライヤーによる汚泥乾燥

ダブルドラムドライヤーによる汚泥乾燥プロセスは、その高い乾燥効率と 処理能力のために、多くの産業や廃水処理施設で採用されています。また、 この技術は、乾燥された汚泥を有効に再利用することで、廃棄物の量を減 少させ、環境への負荷を低減することにも寄与します。

ダブルドラムドライヤーによる汚泥乾燥画像
No.01

前処理

排水処理流れ01

前処理:汚泥は、乾燥プロセスに入れる 前に、必要に応じて前処理されます。こ れには、粗大物の除去や、特定の化学物 質による処理が含まれることがあります。

No.02

汚泥の供給

排水処理流れ02

汚泥の供給:前処理された汚泥は、ダブ ルドラムドライヤーの一方のドラムに供 給されます。供給方法は、汚泥の性質に 応じて異なる場合がありますが、通常は ポンプやスクリューコンベヤーを使用し ます。

No.03

乾燥プロセス

乾燥プロセス: 供給された汚泥は、ドラ ムの内側を回転することで均等に広がり ます。ドラムは外側から加熱され、この 熱が汚泥を乾燥させます。ドラム内部は 真空状態にもでき、これにより低温での 乾燥が可能になり、熱に敏感な物質を扱 う場合に有効です。二つのドラムがある ことで、汚泥は最初のドラムで予備乾燥 され、次に二番目のドラムでさらに乾燥 されることにより、効率的に水分が除去 されます。

No.04

乾燥後の処理

排水処理流れ04

乾燥後の処理: 乾燥された汚泥は、ド ラムドライヤーの出口から排出されます。 この乾燥汚泥は、さらなる処理や利用の ために運ばれます。例えば、農業用の肥 料、燃料としての利用、または最終的な 廃棄物処理場への搬送があります。

No.05

熱回収と排気処理

排水処理流れ05

熱回収と排気処理: 乾燥プロセス中に発 生する熱は、熱交換器を通じて回収され ることがあり、エネルギー効率の向上に 寄与します。また、排出される排気ガス は、環境基準に従って適切に処理される 必要があります。